趣(おもむき) mil

「趣を変えてみるのもたまには良かろう?」

嗜虐的な笑みを浮かべながら紫紺の体躯をした男がゆっくりと腰を振る。

「ぐっ…!ふ、ふぅっ……!ぐぐっ……!!」

太い革紐を噛む歯の隙間から苦しげな吐息が零れ落ちる。
後手に縛られ、不本意な体勢にさせられたクルルは何か言いたげな強烈な視線を向けてくるが
ガルルは悠然と見下ろすだけだ。

「お前のそんな顔を見るのが俺には一番堪らんな。」

じゅく、と粘性の水音混じりの音とともに紫紺の肉棒が奥深く差し込まれるとクルルは思わず息を止める。
クルルの体を知り尽くす男は確実にクルルの感じるポイントを突き、クルルを快楽の渦へと引きずり込んでいくのだ。

「う……ううっ……!んんっ……!!」

押し寄せる波のような快楽にクルルが堪らず顔をそむけようと僅かに動く。
クルルが咥える革紐が僅かに揺れて天井から吊り下げられた蜀台から赤く溶けた蝋が一滴、クルルの顔に滴り落ちた。

「ぐぅっ…!!……う、…。」

快楽を凌ぐ痛覚にクルルは悲鳴を上げることさえできず、ただひたすら堪えるしかなかった。
交互に与えられる快楽と痛覚にクルルの精神はもはや限界に近付きつつあった。

甘さなど微塵もないな。(反省はしていない)
普通の後背位を描いていたはずがいつの間にやら鬼畜仕様に。
………なんでこうなったんだろう。(聞くまでもない)
SMの基本は鞭とロープと『ろうそく』なので使ってみました。
鬼畜とセットで使うとなんて楽しんだろう、思いました。(末期症状)
・SMキター!!!!なんという…なんという鬼畜…vvこれぞ鬼畜!!(壊)
堪りませんv歪んだ愛が感じられて、それがまた萌えます!!
神降臨。いやぁぁぁっ!!!待ってました鬼畜SM〜v萌えーーーっ!

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